書評|それでもなお、人を愛しなさい~人生の意味を見つけるための逆説の10か条~

ひまわり

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条

今までは基本的に新しい情報の方が良いと思い、ビジネス書の中でも発行年の新しい本の紹介をしてきましたが、ここでひと休みということで、著者ケント・M・キース(初版 2002/8/31)のこころ洗われる名著をひとつ。

  • 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
  • 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
  • 今日の善行は明日になれば忘れさられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
  • 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
  • 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。

もうご存じの方も多いかもしれませんが、本書は上記を含む逆説の10か条を、エピソードを交えて書いています。

エピソードを読めば、なお深い読み方ができるのですが、上記条文だけで十分伝わってきますよね。

説教臭くなく、何度読んでもすうっと心に入ってくるというか、、。

現在私は自分の小さな器を精一杯大きく見せようとしている、お恥ずかしい未熟者のですので、今後、何度もこの本に立ち返り、強く善き人間になれるよう日々精進というところです。

この本はなんとなく神がかっているのでメルカリには出品いたしません。永久保存の本棚行きです。

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