書評|スマホ人生戦略 堀江貴文

スマホ

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

スマホ、使いこなせてますか?

ホリエモン(著者 初版2020/5/12)は特別すごいアプリを使って皆さんの知らない、特別な儲け話にたどりつき、荒稼ぎをしている訳ではありません。

現在ホリエモンは、宇宙開発事業、予防医療事業、オンラインサロン経営、お祭り開催、グルメビジネス、、。まだまだ他にもいろんな事業を展開しています。

なぜこんなにいろんなことができるかというと、スマホをただ暇つぶしに使うのではなく、スマホで得た情報を有機的につなぎ合わせて、思考し、行動し、形にしているからです。

本書のいくつかのトピックスをピックアップします。

1.もうパソコンなんていらない

テクノロジーの進化によって、どこでもネットへの高度なアクセスが「スマホ」一つで出来るようになり、PCより高機能なツールとなってきている。PCがフリーズしたってことありますよね?でもスマホがフリーズってあまりないような気がしませんか?

キーボード操作においても、スマホのフリック入力を使えばテキスト作成においても不便がないスピードでできる。堀江氏は、メルマガなどもスマホで記述しており、長い間PCは開いていない、スマホであれば移動中のタクシーの中でも仕事ができるといっています。

「Unsane」というホラー映画はiPhoneのみで撮影されたらしいですよ。スマホすごい!

2.「要約」した情報を片っ端からとっていけ

情報はひと昔前の何倍も圧縮された情報が、広く公開されています。
昔大人たちは「たくさん本を読んで勉強しないと、賢くなれない」と子供たちに教えてきました。また、学校の先生たちは「合格ラインに到達する1日の勉強時間」を指導してきました。でも今はそんなに時間がかからない、スマホを使えば短時間でポイントが書かれた要約情報を取っていけます。

ニュースであれば記事の冒頭で内容を3つのポイントにまとめてある「ライブドアニュース」などを読む。読書だったら、書籍要約サイトの「flier(一部有料)」や「ビジネスブックハック(無料)」などを読んでいればいいです。

手抜きを推奨しているとか修業を馬鹿にしているわけではなく、根拠のない”教訓”に振り回され貴重な時間をすり減らすことがないようにしましょう。

3.自分だけの価値をつくれなければ、「個」の時代は生き残れない

テクノロジーの進化は、人々から仕事を奪い始めている。会社に勤めてモノを作り、それを売って稼いで賃金をもらう―。こうした20世紀型の雇用形態は、遠くないうちに崩壊するかもしれません。

これから売るものは「モノ」ではなく「個人の価値」になる。個人の価値はひたすら遊ぶことによって生まれてくもの。「遊ぶ」が仕事になってきている。YouTuber、やInstgramerは数えきれないほど出てきています。自分の好きなことをどんどんスマホで発信していこう。

プロの方々のコンテンツももちろん有益でおもしろいでしょうが、素人より少し上手、少し得意なことを発信すると、素人から見て共感も得やすく、素人がちょうどつまづいているところの学びを提供しやすいのではないでしょうか。

最近の新聞で、ある地銀が副業を解禁したところ、同社員が趣味でやっている自作の絵画を売っているという記事をみました。面白いですね。

最後に

本書と関係ないですが、最近の世の流れをみていると、宇宙開発事業に取り組んでいる未公開株とかベンチャー企業へ投資しておくと化ける気がしないわけではないですね。

その他面白トピックス満載です。ぜひご一読を!

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