わたしが、本をたくさん読むようになったのは、勝間さんの本との出会いがきっかけです。
そんな勝間さんの新書!
アフターコロナの未来地図。
新型コロナが私たちに突き付けた現実は何でしょうか?あまりにも中央集権化しすぎた結果、過密かつビジーすぎる働き方や生活様式が、サスティナブルではない。
変化が激しい時代ですが、私たちは変化して欲しくないと考えてしまいます。昔は良かった、過去のやり方がやっぱりいいんだとか、変化しないことを良く言う情報が耳に気持ちよく聞こえてしまいます。
しかし、企業の時価ランキング、ガソリン車からEV車、シェアリングエコノミー、CtoC、D2C、DX、。時代は事実として変化しています。それも急速なスピードで。
どれだけ変化に耐え得るか、どれだけ変化にうまく乗れるか、新しいことはじめるダッシュ力はあるか。
そんな中で生き抜くためのヒントが満載の本です。前置きが長くなりましたが、いくつかトピックスを紹介します。
【新しいことにチャレンジしやすくなる土台をつくる】
新しいことをはしめようとすることは、その快適な状態を壊すことを意味しますから、ストレスが溜まります。だから、私たちは、新しいことをはじめなくていい理由を、山のように考えるわけです。時間がない。昔のやり方のほうがいい。お金がない等。
そんなときは、以下3点のコツを習得しましょう。
1.新しいことは、自分の実力以上に難しそうだ、と感じます。でも、実際にやってみると大して難しくなかったということが多々あります。人間には、単にやったことがないことだけを理由に難しそうと感じてしまう性質があることを理解しましょう。
2.期限を決める。何月何日までにこれをやる。できれば周囲に宣言しましょう!行動が変わってきます。
3.助けてくれる先輩たちと仲良くなって、教えを乞う。ルールや気を付けるべきポイント、本では学べない空気感もあると思います。原体験に近い疑似体験を想像することでハードルが下がるでしょう。
【テレビのニュースは見ない】
なぜかというと、マスメディアの情報は遅く、私たちの恐怖心をあおるものや、悲しみや怒りを増幅させるものばかりを強調して報道し、歪んでいるからです。
ニュースでクローズアップされるのは、高齢者があおり運転で死んだ、飲酒運転で子供が死んだということだけで、高齢者に道を譲ってあげたおかげで事故を防げた、みんなで連携して急患の子供を病院に運んだというニュースは一言だけで済まされるか、流れません。
実は私たちの世界は、昔に比べるとどんどん良くなっています。世界的に衛生状態も食料状態も交通事情も改善されて、殺人事件も減るなどありとあらゆるものが良くなっています。
しかし、TVニュースだけ見ているとその逆で悪くなっているように感じます。なぜかというと、私たちのバイアスは、常に悪いニュースを聞こうと思って働いてしまうため、良いニュースだと視聴率が取れないからです。
それではどうするかというと、TwitterやFacebook、LINEなどのSNSを利用していれば、重大ニュースが飛び込んでこないことはありません。ある事柄について複数ルートから入ると、だいたい真実はどこにあるかは、マスメディア以上にわかることもあります。
マスメディアに振り回されない力をつけておきましょう!
おわりに
本書には、上記のようなライフハックが100掲載されています。時間について、お金について、人間関係についてなどなど。控え目に言って、これからの生活に役立つことは間違いありません。
私は、テレビをほとんど見なくなりました。ニュースもほぼスマホからとる情報です。何気なく、目的なくテレビを見ることがなくなると、こうして読書をする時間や、ブログを書く時間がたくさんあることに気づきます。
自由で快適な未来を手に入れるため、本書を手に取り、読んで学んだことを行動に移してみましょう!!
いつから行動しますか?
ナウでしょ!